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Aperture 3のGPS対応機能 [Photoshopと現像ソフト]

 ここのところ、このブログにApertureをキーワードに訪れる人が多いです。App StoreでAperture 3が9000円で売られ始めたせいでしょうか。

 自分、Apertureは普段使いではなく、半年前以上に撮った写真を管理するためのデータベースとして使っています。直近の写真はLightroomで管理します。LightroomのほうがPhotohsopとの親和性が高いため。
 一方で、半年以上前の写真をApertureで管理するのは、何万枚もの写真をブラウズするのにApertureのほうが速いから。そういった理由で使い分けしています。
 現像自体はLightroomかCamera Raw、もしくは純正ソフト使います。

 ハンディGPSユーザーの自分としては、写真にジオタグを埋め込むのをもっと簡略化したいと思っています。ニコンならView NX 2が使えますが、汎用ソフトでいいのがない。
 Aperture 3にも位置情報の割り当て機能があるのですが、使ったことがなく、改めて使ってみました。

 方法は、最初にプロジェクトを作成し、そこにGPSトラックを読み込んでおきます。
 その後の手順は以下の通り(図が小さくてわかりにくいですが)。

2011011901.jpg
「撮影地」ボタンを押して地図を表示。
いずれかの画像サムネールをトラック上にドラッグ。
このとき、トラック上のポイントと写真のタイムスタンプとの時差が表示されるので、
なるべく時差の少ない位置にドラッグします。
図は、「0時間−5分」と表示されています。
実はこれが厄介で、地図を拡大表示して、より厳密に時差のない場所を探さなければなりません。
結局「0時間0分」を見つけることができませんでした。これですでにズレが生じます。

2011011902.jpg
ドラッグしたマウスを放すと、「位置情報を割り当てる」という表示になるので、ボタンを押します。

2011011903.jpg
そのプロジェクト内の他の画像にも、同時にGPS情報が付加されます。

 …という手順ですが、
 最初の画像で、「0時間0分」の位置を見つけないと、より正確なGPS情報が付加されません。
 適当にドラッグして1時間とか2時間のずれが生じると、とんでもない場所で写真を撮ったことになってしまいます。
 もう少し、使い勝手のいいインターフェースだといいですね。
 これだと、ちょっと使う気にならないです。


 ちなみに上記の操作では、どうやらジオタグは埋め込まれないようです。
 また、Apertureには「位置情報を取り除く」という機能もあって、やってみたのですが、他のアプリで埋め込んだジオタグそのものは削除されませんでした。
 Aperture内でGPSトラックと写真のタイムスタンプを関連づけているだけのようですね。
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noriho-

僕はEOSユーザーなのですが、Canon純正のDPPがMacで使えません。
どうやっても現像中にソフトが落ちます、また画像の表示がもの凄く
低コントラストになり見るに耐えないのです。
いろいろと訊いたり、調べたのですがまったく改善されません、
結局Camera Rawに頼ることが殆どの状態です。

by noriho- (2011-01-20 09:23) 

photocycle

noriho-さん>
自分もメインはキヤノンなので、DPPはよく使います。
Macで落ちるという人もいるようです。
OSの再インストールで解決するかもしれないですが、そうなると面倒ですね。

by photocycle (2011-01-21 04:53) 

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