Godox ソフトボックス 60×60cm [カメラ・写真]
前から欲しいと思いつつ、レビューを見る限りいまひとつ購入に踏ん切りがつかなかったソフトボックス(バンク)。カメラマンの知人と話している際、その話題が出て、彼が使っているならと、買ってみました。日本の代理店経由だと高いのでやっぱりAmazonで。昨日注文して本日到着。夜に組み立て&テスト。
なんせ3,000円ちょっとです。あとで書きますが、クリップオンストロボが使えるのがこの手の製品の最大のメリットです。
自分、これまでバンク(ソフトボックス)を使う際はコメットのモノブロックと組み合わせて使っていました。バンクのメーカーはLastoliteとかPHOTOFLEXとか(光質はLastoliteが好みです)。大きさにもよりますが60cmサイズで2万円くらい。120cmサイズだと4万円くらいするんですよね。それもコメットストロボ用のアダプターが別売だったりします。
それに比べると、この3,000円ちょっとという価格は破壊的(笑)。安すぎて逆に手を出しにくいというのもありました。実際、作りが雑だなぁとは思いますが、それでもちゃんと使えるようなので、ソフトボックスに手を出してみたい人には、いいかもしれません。
ただ、Amazonのレビューにあるように、畳みにくいというのは本当ですね。自分、60cmの同じような仕組みのバンクを持っていますが、そちらは力を入れずにスルッと畳むことができます。そういう意味ではもう少し設計に工夫が必要なのかもしれません。値段には勝てないけど(笑)。
なお、用語ですが、バンク=ソフトボックス です。
個人的に古い(?)製品は「バンク」、最近のは「ソフトボックス」、と書いています。
では写真を…。
組み立ててスタンドにセットしたところ。
発光面。
外側のディフューザーは4辺をマジックテープで取り付けます。
少し荒っぽいマジックテープです(苦笑)。
インナーのディフューザー。
インナーディフューザーの取り付け。
これがすごくやりにくい!!!
インナーディフューザーなんて付けたままでもいいのですが、この製品はインナーディフューザーを付けたまま畳むと、ゴムが引っ張られた状態で畳まれます。繰り返すウチにゴムが伸びたりすれば、インナーディフューザーがたるんで配光がおかしくなりそう。なので、畳む際にはインナーディフューザーは外した方が良さそうです。
そこで、取り付け方法を少しだけ改善しました。
ゼムクリップです。
ゼムクリップを1つかませたところ。
取り付け、取り外しが画期的にスムーズに。
クリップは2箇所(同じ辺の左右)にかませています。
その2箇所を外せば、畳んでもゴムが引っ張られることはありません。使うときは、また2箇所を取り付ければいいだけ。
これで、取り付け・取り外しのしにくさと、畳んだときのゴムの伸びを解消できました。
次の写真に行きます。
ソフトボックス背面。
マウントをここにはめ込みます。
これ、丸い穴にはめ込むのではなく、その外側の4つのU字になっているところに引っかけます。けっこう固いです。最初は力を入れすぎて壊れるんじゃないかと、勇気がいりました。使っていくうちに少しは緩くなるかもしれません。
さてさて、ここからマウントです。
これ、Bowensというタイプのマウントで、Bowensはメーカー名です。以前はコメットも扱いがあったようですが、今では中華製のなんちゃってBowensが幅をきかせています(笑)。
で、このタイプのマウントの最大のウリが、クリップオンストロボをセットできる、ということなんです。自分、これまでは、わざわざ大きく重いモノブロックストロボを使ってバンクを組んでいました。仕事などで真面目に撮るときはそれでいいんですが、ブログ用やSNS用などにちょっとした小物を撮るときは面倒極まりなく、そういうときは天バン、壁バンで済ませていました。しかし、天バン、壁バンだと思うような光が得られないんですよね。それで、このタイプのソフトボックスが欲しかったのです。
どんなスタイルになるかというと…。
マウントにストロボをセットしたところ。
マウントの開口部にストロボ入れ、上下から挟み込んでストロボを固定します。
ストロボをセットした状態で、後ろから。
マウントのみ。
これは、確かに、本当に、手軽です。
自分、「モノブロック+アンブレラ」や「クリップオン+アンブレラ」もよく使うのですが、それよりも手軽かもしれません。目からうろこが落ちたようです。
ちなみにですが、このスタイルから判断できるように、オフカメラ、つまりフラッシュをワイヤレスでコントロールできる機材がないと使えません。また使用状況によっては、ストロボがソフトボックスの陰に隠れることもあるため、ワイヤレスは光通信ではなく電波式がおすすめです。
あとは光質ですが、ディフューザーを2枚かませているので、そこそこきれいになると思います。ただ、試しに撮ったところでは、やはり固い感じはしました。まあ、発光面が小さなクリップオンだし、そこは仕方ないのかも。クリップオンの発光面にさらにディフューザーを付けたりして、また試してみようと思います。それと色温度がなんとなく高そうですが、これ単体で使う分には問題ないでしょう。
というわけで、このソフトボックスは、これからブログやSNS用の小物写真に活躍してもらおうと思います。
ところで、これまで日本仕様のストロボやスタンドを使って来た人は、ダボのオスメスが逆なので注意してください。日本仕様がガラパゴスなんですが、ストロボヘッドのダボはオス、スタンドのダボはメス、これが日本仕様です。しかし、中華製を含む海外ではその逆。
ですから、日本仕様のスタンドを持っている人が、このソフトボックスを買っても、そのままでは取り付けることができません。
両方ともメスダボ。
そこで必要になるのが、ジョイントとなるスピゴット(両ダボ)です。
スピゴット。
スタンドにスピゴットを取り付けたところ。
スピゴット、すでに持っているのですが、サイズが分からなかったので、使えそうなやつを一緒に購入しておきました。ソフトボックスと共にアマゾンのリンクを張っておきます。
しかし、ダボの「オス・メス」って書くのを恥ずかしいと思うのは自分だけでしょうか(笑)。
なんせ3,000円ちょっとです。あとで書きますが、クリップオンストロボが使えるのがこの手の製品の最大のメリットです。
自分、これまでバンク(ソフトボックス)を使う際はコメットのモノブロックと組み合わせて使っていました。バンクのメーカーはLastoliteとかPHOTOFLEXとか(光質はLastoliteが好みです)。大きさにもよりますが60cmサイズで2万円くらい。120cmサイズだと4万円くらいするんですよね。それもコメットストロボ用のアダプターが別売だったりします。
それに比べると、この3,000円ちょっとという価格は破壊的(笑)。安すぎて逆に手を出しにくいというのもありました。実際、作りが雑だなぁとは思いますが、それでもちゃんと使えるようなので、ソフトボックスに手を出してみたい人には、いいかもしれません。
ただ、Amazonのレビューにあるように、畳みにくいというのは本当ですね。自分、60cmの同じような仕組みのバンクを持っていますが、そちらは力を入れずにスルッと畳むことができます。そういう意味ではもう少し設計に工夫が必要なのかもしれません。値段には勝てないけど(笑)。
なお、用語ですが、バンク=ソフトボックス です。
個人的に古い(?)製品は「バンク」、最近のは「ソフトボックス」、と書いています。
では写真を…。
組み立ててスタンドにセットしたところ。
発光面。
外側のディフューザーは4辺をマジックテープで取り付けます。
少し荒っぽいマジックテープです(苦笑)。
インナーのディフューザー。
インナーディフューザーの取り付け。
これがすごくやりにくい!!!
インナーディフューザーなんて付けたままでもいいのですが、この製品はインナーディフューザーを付けたまま畳むと、ゴムが引っ張られた状態で畳まれます。繰り返すウチにゴムが伸びたりすれば、インナーディフューザーがたるんで配光がおかしくなりそう。なので、畳む際にはインナーディフューザーは外した方が良さそうです。
そこで、取り付け方法を少しだけ改善しました。
ゼムクリップです。
ゼムクリップを1つかませたところ。
取り付け、取り外しが画期的にスムーズに。
クリップは2箇所(同じ辺の左右)にかませています。
その2箇所を外せば、畳んでもゴムが引っ張られることはありません。使うときは、また2箇所を取り付ければいいだけ。
これで、取り付け・取り外しのしにくさと、畳んだときのゴムの伸びを解消できました。
次の写真に行きます。
ソフトボックス背面。
マウントをここにはめ込みます。
これ、丸い穴にはめ込むのではなく、その外側の4つのU字になっているところに引っかけます。けっこう固いです。最初は力を入れすぎて壊れるんじゃないかと、勇気がいりました。使っていくうちに少しは緩くなるかもしれません。
さてさて、ここからマウントです。
これ、Bowensというタイプのマウントで、Bowensはメーカー名です。以前はコメットも扱いがあったようですが、今では中華製のなんちゃってBowensが幅をきかせています(笑)。
で、このタイプのマウントの最大のウリが、クリップオンストロボをセットできる、ということなんです。自分、これまでは、わざわざ大きく重いモノブロックストロボを使ってバンクを組んでいました。仕事などで真面目に撮るときはそれでいいんですが、ブログ用やSNS用などにちょっとした小物を撮るときは面倒極まりなく、そういうときは天バン、壁バンで済ませていました。しかし、天バン、壁バンだと思うような光が得られないんですよね。それで、このタイプのソフトボックスが欲しかったのです。
どんなスタイルになるかというと…。
マウントにストロボをセットしたところ。
マウントの開口部にストロボ入れ、上下から挟み込んでストロボを固定します。
ストロボをセットした状態で、後ろから。
マウントのみ。
これは、確かに、本当に、手軽です。
自分、「モノブロック+アンブレラ」や「クリップオン+アンブレラ」もよく使うのですが、それよりも手軽かもしれません。目からうろこが落ちたようです。
ちなみにですが、このスタイルから判断できるように、オフカメラ、つまりフラッシュをワイヤレスでコントロールできる機材がないと使えません。また使用状況によっては、ストロボがソフトボックスの陰に隠れることもあるため、ワイヤレスは光通信ではなく電波式がおすすめです。
あとは光質ですが、ディフューザーを2枚かませているので、そこそこきれいになると思います。ただ、試しに撮ったところでは、やはり固い感じはしました。まあ、発光面が小さなクリップオンだし、そこは仕方ないのかも。クリップオンの発光面にさらにディフューザーを付けたりして、また試してみようと思います。それと色温度がなんとなく高そうですが、これ単体で使う分には問題ないでしょう。
というわけで、このソフトボックスは、これからブログやSNS用の小物写真に活躍してもらおうと思います。
ところで、これまで日本仕様のストロボやスタンドを使って来た人は、ダボのオスメスが逆なので注意してください。日本仕様がガラパゴスなんですが、ストロボヘッドのダボはオス、スタンドのダボはメス、これが日本仕様です。しかし、中華製を含む海外ではその逆。
ですから、日本仕様のスタンドを持っている人が、このソフトボックスを買っても、そのままでは取り付けることができません。
両方ともメスダボ。
そこで必要になるのが、ジョイントとなるスピゴット(両ダボ)です。
スピゴット。
スタンドにスピゴットを取り付けたところ。
スピゴット、すでに持っているのですが、サイズが分からなかったので、使えそうなやつを一緒に購入しておきました。ソフトボックスと共にアマゾンのリンクを張っておきます。
しかし、ダボの「オス・メス」って書くのを恥ずかしいと思うのは自分だけでしょうか(笑)。
TOKISTAR 撮影用アクセサリー スピゴット TS-620-ST
- 出版社/メーカー: TOKISTAR
- メディア: Camera
2020-05-21 23:59
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