Mac Studioがやってきた [カメラ・写真]
実はこっそりMac Studioを注文していたのでした。
はじめはポイントが付くので量販店で購入しようと思ったのですが、店員に聞くと、一ヶ月後になるか半年後になるか、納期が全くわからないというのです。それで結局Apple Storeから注文しました。
当初は六月五日に到着の予定だったのですが、なんの前触れもなく六月一日の午前に到着しました。
ジャン!
M1 MAXの方(安い方)です。
SSDだけ1GBに増設しました。
メモリ増設も考えたのですが、プラス四四、〇〇〇円となり合計が三十万円を超えるのでやめました。たぶん、自分の使い方なら問題ないはず。
しかし、予定より早い到着なので何も用意していません。問題なのは、今まで使っていたMacPro(2012)に内蔵しているデータ用の四台のハードディスクをどうするか。それから、Mac StudioではUSB Aのコネクタが二つしかなくなり、USB-Cがメインになって、これまでのUSB機器の接続方法を変えないといけないこと。
まずは、下調べ済みでAmazonで「あとで買う」に入っていた外付けのハードディスクケースを即注文。USB周りはそれが到着してから、改めて考えることに。
到着したその日はMac StudioのOSとソフトウェアのセットアップを行いました。初めはMacProのバックアップ(Time Macine)をそのままMac Studioに復元。作業自体はスムーズに終わったのですが、起動してみると動かないソフトや見慣れないアラートが頻繁にでるので、結局OSをインストールし直し、必要なソフトは手作業でインストールです。もともとはIntel用のソフトですから、そのままApple Siliconでは動きません。ロゼッタ2がどんな動作をしているのかわかりませんが、Adobeのソフトなどは再インストールを促されました。
この作業にほぼ一日を費やし、夕方には一応のセットアップ完了。
ちなみに、Apple Siliconになって動かなくなって困ったソフトは今のところ以下の二つ。
・ATOK 2017
Apple Silicon対応板が出ているのですが、買い切りじゃなくてサブスクなんですよね。
しばらくことえり(今でもそういうのか)を使います。
・Spectra View II
NEC製ディスプレイのハードウェアキャリブレーションソフト。
Apple Silicon対応版(暫定版)が出ていて、それをインストールしたのですがダメでした。ソフトは起動はするのですが、センサー(i1 Pro2)を接続するとソフトが落ちます。
仕方ないのでi1Profilerでソフトウェアキャリブレーションをしています。
上記二つのソフトが使えないのは少々不便なのですが、代替できるので実用上はなんとかかんとか。他のソフトで使えないのが出てこないといいのですが…。
初日はここまで。
ちょっと使った感想は、速くて快適。ふつうの感想ですが(笑)、速度は正義です。
さて、二日目。
午前中に昨日注文したハードディスクケースが届きました。RAID機能やNAS機能は必要なくて複数のハードディスクを収納できればいいのです。ネットでいろいろ情報を漁ったすえ、四台を収納できるセンチュリーの「裸族のカプセルホテル USB3.1」にしました。詳しくはUSB3.1 Gen2(10Gbps)です。二万円ちょっとでGen2に対応しているのがこの製品だったのと、AmazonのレビューでMac Studioで使っている人がいたのが選択の決め手です。
裸族のカプセルホテルをセットアップする前にMacProに内蔵されているハードディスクを取り出します。MacProにはPCIカード上にシステム用のSSDが一台、スロットにハードディスクが四台収まっています。すべてを抜き去り、代わりにもともとのOS(El Capitan)が入っているハードディスクをセットし直しました。ちゃんと起動することを確認し、元箱に収めます。十年も頑張ってくれたこのMacPro、どうしようかなぁ。まだまだ現役ですので、しばらく置いておきます。また、取り出した1TBのSSDが余ってしまいました。これらの使い道は追って考えます。
MacProから取り出したハードディスクを裸族のカプセルホテル(この名前、なんとかならないの…)にセット。取り付けは、カバーを開けてハードディスクを途中まで差し込み、カバーを締めるだけと簡単でした。ドライバーひとつも要りません。
Mac StudioとはUSBケーブルで接続します。裸族側はUSB-C、MacStudio側もUSB-Cに接続します。付属のケーブルはUSB-C --- USB Aですが、これも付属の変換コネクタでUSB-C --- USB-Cにできます。ただ変換コネクタは見た目も悪いし、そこで何か悪さをしそうなので、あまり好きじゃありません。そこで、全体を見渡し、必要なケーブルを買いに行きました。
出費をなるべく抑えたいので、現状で最低限必要なものということで、以下の三点。
・USB-C --- USB-Cケーブル
Mac Studioと裸族を接続。
10Gbps対応のもので長さは50cm。
ちなみに10GBpsが保証されるのは1mまでなんだそうです。
・USB-C --- USB microBケーブル
これまで使っていたカードリーダーとMacStduioを繋ぐため。
これも10Gbps対応で長さは50cm。
カードリーダーがUSB 3.1 Gen1なので5Gbpsしか出ませんが、ここは奢りました。
・LANケーブル
Cat.6A対応で長さが2mのもの。
Mac Studioを設置する場所が壁出しのLANポートから離れてしまい、今までのケーブルでは長さが足りなくなったため。Cat.6Aはオーバースペックなのですが、下位互換なので問題なし。
というわけでこんなふうに設置しました。
Mac Studioより裸族の方が大きい…。
裸族の転送速度を測ったのですが、せいぜい100MB/sくらいしか出ません。Macのシステムレポートを見る限り10Gbpsで接続されているようですが、ハードディスク自体が遅いのかも。全部古いハードディスクだしなぁ。換えたら速くなるかなぁ…。しばらく様子見。
また写っていませんが裸族の上にTimeMacine用のORICO製ハードディスクスタンドも置いてあります。
さて。
これで以前のシステムをほぼ再構築できました。ちょこちょこ使いましたが、やはり快適です。Lightroom Classicの表示やスクロール、OM Workspaceの動作も速くなっています。そして4K動画がスムーズに動いたのには感動しました。繰り返しますが、やはり速さは正義ですね(笑)。
ひとつ気になるのは裸族のファンがうるさいこと。MacProも結構ファンが回りましたが、机の下に置いてあったのでそれほど気になりませでした。今度は机の上、目の前にあるのでファンの音が直接聞こえます。Amazonのレビューにあるようにそのうち静かなファンに換えるかもしれません。
最後に配線です。
●Mac Studio
・USB-A------ディスプレイのハブ-----キーボード
-----ワコムのタブレット
・USB-A------ORICOのハードディスクスタンド
(本当はMac StudioのUSB-Cに繋ぎたいのですが、
ORICO側のUSB-BコネクタとUSB-Cを繋ぐケーブルがないので仕方なく)
・USB-C------裸族のカプセルホテル
・USB-C------カードリーダー
というわけで、これで仕事も効率が上がるぞ!
って仕事ないけど(苦笑)。
はじめはポイントが付くので量販店で購入しようと思ったのですが、店員に聞くと、一ヶ月後になるか半年後になるか、納期が全くわからないというのです。それで結局Apple Storeから注文しました。
当初は六月五日に到着の予定だったのですが、なんの前触れもなく六月一日の午前に到着しました。
ジャン!
M1 MAXの方(安い方)です。
SSDだけ1GBに増設しました。
メモリ増設も考えたのですが、プラス四四、〇〇〇円となり合計が三十万円を超えるのでやめました。たぶん、自分の使い方なら問題ないはず。
しかし、予定より早い到着なので何も用意していません。問題なのは、今まで使っていたMacPro(2012)に内蔵しているデータ用の四台のハードディスクをどうするか。それから、Mac StudioではUSB Aのコネクタが二つしかなくなり、USB-Cがメインになって、これまでのUSB機器の接続方法を変えないといけないこと。
まずは、下調べ済みでAmazonで「あとで買う」に入っていた外付けのハードディスクケースを即注文。USB周りはそれが到着してから、改めて考えることに。
到着したその日はMac StudioのOSとソフトウェアのセットアップを行いました。初めはMacProのバックアップ(Time Macine)をそのままMac Studioに復元。作業自体はスムーズに終わったのですが、起動してみると動かないソフトや見慣れないアラートが頻繁にでるので、結局OSをインストールし直し、必要なソフトは手作業でインストールです。もともとはIntel用のソフトですから、そのままApple Siliconでは動きません。ロゼッタ2がどんな動作をしているのかわかりませんが、Adobeのソフトなどは再インストールを促されました。
この作業にほぼ一日を費やし、夕方には一応のセットアップ完了。
ちなみに、Apple Siliconになって動かなくなって困ったソフトは今のところ以下の二つ。
・ATOK 2017
Apple Silicon対応板が出ているのですが、買い切りじゃなくてサブスクなんですよね。
しばらくことえり(今でもそういうのか)を使います。
・Spectra View II
NEC製ディスプレイのハードウェアキャリブレーションソフト。
Apple Silicon対応版(暫定版)が出ていて、それをインストールしたのですがダメでした。ソフトは起動はするのですが、センサー(i1 Pro2)を接続するとソフトが落ちます。
仕方ないのでi1Profilerでソフトウェアキャリブレーションをしています。
上記二つのソフトが使えないのは少々不便なのですが、代替できるので実用上はなんとかかんとか。他のソフトで使えないのが出てこないといいのですが…。
初日はここまで。
ちょっと使った感想は、速くて快適。ふつうの感想ですが(笑)、速度は正義です。
さて、二日目。
午前中に昨日注文したハードディスクケースが届きました。RAID機能やNAS機能は必要なくて複数のハードディスクを収納できればいいのです。ネットでいろいろ情報を漁ったすえ、四台を収納できるセンチュリーの「裸族のカプセルホテル USB3.1」にしました。詳しくはUSB3.1 Gen2(10Gbps)です。二万円ちょっとでGen2に対応しているのがこの製品だったのと、AmazonのレビューでMac Studioで使っている人がいたのが選択の決め手です。
裸族のカプセルホテルをセットアップする前にMacProに内蔵されているハードディスクを取り出します。MacProにはPCIカード上にシステム用のSSDが一台、スロットにハードディスクが四台収まっています。すべてを抜き去り、代わりにもともとのOS(El Capitan)が入っているハードディスクをセットし直しました。ちゃんと起動することを確認し、元箱に収めます。十年も頑張ってくれたこのMacPro、どうしようかなぁ。まだまだ現役ですので、しばらく置いておきます。また、取り出した1TBのSSDが余ってしまいました。これらの使い道は追って考えます。
MacProから取り出したハードディスクを裸族のカプセルホテル(この名前、なんとかならないの…)にセット。取り付けは、カバーを開けてハードディスクを途中まで差し込み、カバーを締めるだけと簡単でした。ドライバーひとつも要りません。
Mac StudioとはUSBケーブルで接続します。裸族側はUSB-C、MacStudio側もUSB-Cに接続します。付属のケーブルはUSB-C --- USB Aですが、これも付属の変換コネクタでUSB-C --- USB-Cにできます。ただ変換コネクタは見た目も悪いし、そこで何か悪さをしそうなので、あまり好きじゃありません。そこで、全体を見渡し、必要なケーブルを買いに行きました。
出費をなるべく抑えたいので、現状で最低限必要なものということで、以下の三点。
・USB-C --- USB-Cケーブル
Mac Studioと裸族を接続。
10Gbps対応のもので長さは50cm。
ちなみに10GBpsが保証されるのは1mまでなんだそうです。
・USB-C --- USB microBケーブル
これまで使っていたカードリーダーとMacStduioを繋ぐため。
これも10Gbps対応で長さは50cm。
カードリーダーがUSB 3.1 Gen1なので5Gbpsしか出ませんが、ここは奢りました。
・LANケーブル
Cat.6A対応で長さが2mのもの。
Mac Studioを設置する場所が壁出しのLANポートから離れてしまい、今までのケーブルでは長さが足りなくなったため。Cat.6Aはオーバースペックなのですが、下位互換なので問題なし。
というわけでこんなふうに設置しました。
Mac Studioより裸族の方が大きい…。
裸族の転送速度を測ったのですが、せいぜい100MB/sくらいしか出ません。Macのシステムレポートを見る限り10Gbpsで接続されているようですが、ハードディスク自体が遅いのかも。全部古いハードディスクだしなぁ。換えたら速くなるかなぁ…。しばらく様子見。
また写っていませんが裸族の上にTimeMacine用のORICO製ハードディスクスタンドも置いてあります。
さて。
これで以前のシステムをほぼ再構築できました。ちょこちょこ使いましたが、やはり快適です。Lightroom Classicの表示やスクロール、OM Workspaceの動作も速くなっています。そして4K動画がスムーズに動いたのには感動しました。繰り返しますが、やはり速さは正義ですね(笑)。
ひとつ気になるのは裸族のファンがうるさいこと。MacProも結構ファンが回りましたが、机の下に置いてあったのでそれほど気になりませでした。今度は机の上、目の前にあるのでファンの音が直接聞こえます。Amazonのレビューにあるようにそのうち静かなファンに換えるかもしれません。
最後に配線です。
●Mac Studio
・USB-A------ディスプレイのハブ-----キーボード
-----ワコムのタブレット
・USB-A------ORICOのハードディスクスタンド
(本当はMac StudioのUSB-Cに繋ぎたいのですが、
ORICO側のUSB-BコネクタとUSB-Cを繋ぐケーブルがないので仕方なく)
・USB-C------裸族のカプセルホテル
・USB-C------カードリーダー
というわけで、これで仕事も効率が上がるぞ!
って仕事ないけど(苦笑)。
【Amazon.co.jp 限定】センチュリー 独立電源スイッチ搭載 USB3.1 Gen.2 3.5"SATA×4 HDDケース 裸族のカプセルホテルUSB3.1 CRCH35U31CIS_FP
- 出版社/メーカー: センチュリー
- 発売日: 2019/02/08
- メディア: Personal Computers
2022-06-02 23:59
nice!(7)
コメント(2)
本体を入れ替えると再構築するのが大変ですが、
動作が格段に速くなると快適でしょうね。
うらやましいです。
by starwars2015 (2022-06-05 08:42)
starwars2015さん>
数日使ってみた感想は、やっぱり速い、でした。
同じくらいの値段のレンズを買おうか悩みましたが、今回はこちらへ投資です。
by yoshida (2022-06-05 19:25)