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秋田出張〜初めての列車ホテル [日記]

 25日は秋田に出張でした。
 秋田県に行くのは、おそらく小学生以来なので四十五年ぶりくらい。「千秋公園」という城跡の公園の名前だけかろうじて覚えていました。
 仕事でなければ観光もしたかったのですが、仕事の荷物が重いので日帰りで。
 東京駅発朝イチの秋田新幹線で秋田に向かい、秋田駅発最終の東京駅行の秋田新幹線で戻るというスケジュール。


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早朝にあたふたと大久保駅に向かいましたが、次の電車は十五分後の五時四十五分発。
始発の新幹線に間に合わないかも…と。新大久保へ。




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新大久保駅のホーム。
新大久保でも次の電車は大久保駅と同じ五時四十五分発。ありゃりゃ。

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慌てつつも無事に東京駅に到着。
初めての山形新幹線です。

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そしておよそ四時間後に秋田駅に到着。
お迎えが来ているはずなので写真をそこそこに、そそくさと改札を抜けます。


 ところで、秋田新幹線って奥羽本線のように福島駅で山形側に分岐するのだと思っていたのですが、仙台から盛岡を経て西に進むんですね。知りませんでした。どうしてそんな遠回りのルートになったんでしょう。地形的な理由? 政治的な理由? 不思議。


 さてさて仕事を終え、その仕事先の人たちと駅ビルの比内地鶏屋で新幹線発車の時間まで懇親会。昼は稲庭うどん(生麺と乾麺の食べ比べ)をいただいたりして、おもてなしを受けました。ありがとうございます。ちなみに聞いた話だと、比内の地鶏の純血種は比内鶏と呼び、交配種は比内地鶏と呼ぶのだそうです。頂いたのは比内地鶏ですが(おそらく比内鶏はそんなに流通していないのでしょう)、風味良く噛み応えがあっておいしかったです。

 新幹線が発車する時間も近づいてきたので改札まで送っていただいて別れ、ひとり新幹線に乗り込んだのですが…。ですが、数十分前に発生した沿線火災で出発できず。結局、それ以降の上りの秋田新幹線は運休となりました。となると問題は寝るところ。他の乗客が近隣のホテルを当たっていましたがどこも満室のようでした(どうやら秋田市はホテルが少ないようです)。残された乗客をどうするのかJRの対応が待たれましたが、二時間後くらいにアナウンスがあって停車中の新幹線で寝られることに。知りませんでしたが、これを「列車ホテル」と呼ぶんですね。シャワーがないのでホテルは言い過ぎだと思いますが、それでもシートをボックス席にすればそれなりに寝られました。列車ホテル、初体験でした。


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列車ホテル…。

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いつものように朝二時ごろに目が覚めてしまいました。
持って行ったiPadでニュースを読んだりマンガを読んだり。
写真は外が白んできた朝の四時ごろの秋田駅ホーム。

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泊まった秋田新幹線列車ホテル。

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改札は出入りし放題となっていました。


 ちなみに夜と朝にJRから差し入れがありました。夜はおにぎりと菓子パンとお茶。朝はおにぎり二つとお茶。そしてエマージェンシーブランケットも。ありがとうございます。助かりました。
 そして翌日。始発の東京行きは満席だったので二つめの東京行きで帰ってきました。
 まあ貴重な体験といえばそうなんでしょうが、けっこう疲れるので、この経験はこれっきりでいいです(笑)。

 これから秋田旅行を計画している人がいれば、老婆心ながらアドバイス。
 秋田行き始発や秋田駅始発の新幹線は席がすぐに埋まってしまうようです。早めに切符を買っておいた方がいいようです。自分、そんなに混んでいないだろうと東京駅始発の切符を前日に買おうとしたのですが普通指定席は満席でした。仕方がないのでわずかに残っていたグリーン席券を買うことになり、差額分の約四、〇〇〇円は持ち出しとなりました。早めの行動が大事です(自分はこれが苦手…)。

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