SIGMA 56mm F1.4 DC DNの外観と雑感 [カメラ・写真]
SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporaryの外観です。
比較用にSIGMA 30mm F1.4と一緒に撮りました。

右が56mm F1.4。フィルター径55mm。
左が30mm F1.4。フィルター系は52mm。
比べると56mmのほうが全長が短く、少し寸胴です。
両者共にプロテクトフィルターを付けています(そのせいか少し色がついて見えています)。

それぞれに付属のフードを付けた状態。

レンズをボディに装着するとこんな感じ。
右:56mm 1.4とOM-1
左:30mm F1.4とE-M1 III
OM純正のF1.8シリーズに比べると大きく重いです。
明るいレンズなので仕方ないか。

面白いのがこれ
カメラ未装着時や電源がオフの時、スリープ時はこのように絞りが絞られます。
これがデフォルト状態みたいです。
故障じゃないよね…。

電源を入れて撮影スタンバイ状態になると絞りが開きます。
自分が持っている他のレンズと動きが逆。
ちょっと不思議な感じ。
コスパのよいContemporaryラインということで、鏡筒は金属製ではないですが、それほど安っぽい感じはしません。幅広のピントリングは、滑らかなトルクで回しやすいと思います。OM-1に装着してみてのAFも普通に高速。PROレンズより若干遅いかな、気のせいかな、というくらい。
あとは、前回のブログエントリーに書きましたが、もう少し最短撮影距離(50cm)が短ければ、使い勝手がさらによくなったとは思います。
収差がどうのというのは、自分は実あまり気にしないし、実用レベルなので問題なし。…とはいうものの、30mm F1.4での話ですが、逆光の細かな被写体(樹の枝)を撮った時は、マゼンタの色にじみが強く出たのはちょっといただけませんでした(検索すると他の誰かもそんなレビューをしていました)。でもま、欠点のないレンズなんてないですから。今のところ、この56mmではそんな画にはまだお目にかかっていないです。
ともあれ、56mm F1.4、いいレンズだと思います。
マイクロフォーサーズに装着すると換算焦点距離は112mm、APS-Cの1.5倍だとすると84mmとなって、中望遠レンズに分類されます。明るい中望遠ですから、ポートレート向きのレンズですね、これ。そして、最短撮影距離が50cmというのもフルサイズに比べれば使い勝手良く、表現の幅を広げてくれます。普段、自分はポートレートを撮りませんが、撮ってみたい気分になってきます(笑)。
惜しむらくは先日の値上げ。幸い自分は旧価格で購入できたものの、値上げによって直販価格が約五万円から約七万円になったのは残念です。それでも似たようなスペックのレンズを探すと(よりF値が明るくなりますが)十万円越えになるので、お買い得といえばお買い得です。というか、元々の旧価格が破格だったのかもしれません。
マイクロフォーサーズ用の中望遠レンズでF1.4というのは、シグマ以外になくて、F1.2以下かF1.7以上になります。ラインナップの溝を埋める、実はもっと注目されてもいいレンズですね、きっと。自分が知らなかったというか興味がなかっただけですが…。
あ、MFも対象にすればTTArtisanの35mm F1.4とか50mm F0.95、7Artisansの55mm F1.4 II、50mm F0.95、中一光学の42.5mm F1.2なんていうのもありますね。ま、ここではAF対応レンズということで。
※製品が安定供給されるまで品薄が続くかもしれませんが、amazonのアフィリエイトを張ってきます。六月三日現在、amazonに56mm F1.4はなく、30mm F1.4は数点在庫があるようです。


比較用にSIGMA 30mm F1.4と一緒に撮りました。

右が56mm F1.4。フィルター径55mm。
左が30mm F1.4。フィルター系は52mm。
比べると56mmのほうが全長が短く、少し寸胴です。
両者共にプロテクトフィルターを付けています(そのせいか少し色がついて見えています)。

それぞれに付属のフードを付けた状態。

レンズをボディに装着するとこんな感じ。
右:56mm 1.4とOM-1
左:30mm F1.4とE-M1 III
OM純正のF1.8シリーズに比べると大きく重いです。
明るいレンズなので仕方ないか。

面白いのがこれ
カメラ未装着時や電源がオフの時、スリープ時はこのように絞りが絞られます。
これがデフォルト状態みたいです。
故障じゃないよね…。

電源を入れて撮影スタンバイ状態になると絞りが開きます。
自分が持っている他のレンズと動きが逆。
ちょっと不思議な感じ。
コスパのよいContemporaryラインということで、鏡筒は金属製ではないですが、それほど安っぽい感じはしません。幅広のピントリングは、滑らかなトルクで回しやすいと思います。OM-1に装着してみてのAFも普通に高速。PROレンズより若干遅いかな、気のせいかな、というくらい。
あとは、前回のブログエントリーに書きましたが、もう少し最短撮影距離(50cm)が短ければ、使い勝手がさらによくなったとは思います。
収差がどうのというのは、自分は実あまり気にしないし、実用レベルなので問題なし。…とはいうものの、30mm F1.4での話ですが、逆光の細かな被写体(樹の枝)を撮った時は、マゼンタの色にじみが強く出たのはちょっといただけませんでした(検索すると他の誰かもそんなレビューをしていました)。でもま、欠点のないレンズなんてないですから。今のところ、この56mmではそんな画にはまだお目にかかっていないです。
ともあれ、56mm F1.4、いいレンズだと思います。
マイクロフォーサーズに装着すると換算焦点距離は112mm、APS-Cの1.5倍だとすると84mmとなって、中望遠レンズに分類されます。明るい中望遠ですから、ポートレート向きのレンズですね、これ。そして、最短撮影距離が50cmというのもフルサイズに比べれば使い勝手良く、表現の幅を広げてくれます。普段、自分はポートレートを撮りませんが、撮ってみたい気分になってきます(笑)。
惜しむらくは先日の値上げ。幸い自分は旧価格で購入できたものの、値上げによって直販価格が約五万円から約七万円になったのは残念です。それでも似たようなスペックのレンズを探すと(よりF値が明るくなりますが)十万円越えになるので、お買い得といえばお買い得です。というか、元々の旧価格が破格だったのかもしれません。
マイクロフォーサーズ用の中望遠レンズでF1.4というのは、シグマ以外になくて、F1.2以下かF1.7以上になります。ラインナップの溝を埋める、実はもっと注目されてもいいレンズですね、きっと。自分が知らなかったというか興味がなかっただけですが…。
あ、MFも対象にすればTTArtisanの35mm F1.4とか50mm F0.95、7Artisansの55mm F1.4 II、50mm F0.95、中一光学の42.5mm F1.2なんていうのもありますね。ま、ここではAF対応レンズということで。
※製品が安定供給されるまで品薄が続くかもしれませんが、amazonのアフィリエイトを張ってきます。六月三日現在、amazonに56mm F1.4はなく、30mm F1.4は数点在庫があるようです。

シグマ(Sigma) SIGMA シグマ マイクロフォーサーズ レンズ 56mm F1.4 DC DN 単焦点 望遠 MFT Contemporary ミラーレス 専用
- 出版社/メーカー: シグマ(Sigma)
- 発売日: 2018/11/22
- メディア: エレクトロニクス

シグマ(Sigma) SIGMA シグマ マイクロフォーサーズ レンズ 30mm F1.4 DC DN 単焦点 標準 MFT Contemporary ミラーレス 専用
- 出版社/メーカー: シグマ(Sigma)
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: エレクトロニクス
2024-06-03 21:04
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