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横隔膜の攣り(痙攣?)にも芍薬甘草湯 [日記]

 時々胸が苦しくなることがあります。胸というか、たぶん横隔膜あたりから下腹部にかけて。キュゥっと体の内側が縮こまるような、そんな痛みです。時にはコウガンあたりまで縮こまります(恥)。
 時間が経てば痛みは治まるのですが、それが数十分のときもあれば、数時間のこともあります。また、ひどい痛みの時もあれば、わりと我慢できるくらいの痛さの時も。
 感覚的には、体の内側(たぶん横隔膜付近)が攣っている、という感じ。特に何か前触れがあるわけではなく突然に来ます。寝起きでも来るし、昼間いきなり痛くなります。
 ネットを検索しても症例はほとんどなく、20年くらい前に当時の自分のブログにアップしたら、見ていた仕事先の人が自分も同じ症状が出ることがある、と言われたくらいです。それ以外、周りには似た症状の人がおらず、その苦しみを伝えることができないので、症状が出たときは少しおちゃらけてよく時代劇の台詞にある「持病の癪」とか言っていました(苦笑)。

 忘れた頃にやってくるのがこの苦しさのイヤところですが、ここ1〜2ヶ月の間、立て続けにその症状が出て、このあと仕事なのにどうしよう? と思ったとき、あ、これは筋肉の痙攣(たぶん)なので、あの薬=芍薬甘草湯=が効くのでは、と飲んでみたところ、案の定、十分か二十分くらいで薬が効いたのか痛みが治まりました。もしかして、あの胸の苦しみには芍薬甘草湯は特効薬なのかも? ただ、それがホントに使っていい薬なのかどうか、不安でした。まあ漢方なので、すぐに劇薬になるようなことはないと思っていましたが。

 そんな折、定期的に受診している内科でその話をしたら、横隔膜痙攣(しゃっくりとは違う)みたいなものだと言われ、症状が出たら芍薬甘草湯を飲んでもいいとのお墨付きをもらいました。やっぱり、そうなんだ! これからは、安心して芍薬甘草湯を飲むことができます。芍薬甘草湯はすごい。


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 ところで、登山時にも(先日の金峰山の下山時にも案の定足が攣った)、さらにふだん寝ている間にも脚が攣るので、自分には芍薬甘草湯はふだんから欠かせません。それが、持病の癪(横隔膜の攣り)にも効果的とあって、ますます手放せない薬になったことは言うまでもありません(?)。


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