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プーリーのメンテ [自転車]

 おとといの木曜夜、モールトンに乗っていたら、キュルル! キュルル! と鳴り始めました。小平霊園のあたりで。先月にメンテしたばかりだし、自分の自転車から音が鳴っているとは思えず、後ろを振り向くも誰も何もいません。そもそも深夜ですし。場所柄、自転車の霊? まあ霊園は置いておいて、ペダルを止めると音も止むので、回転系の異音ですよね。

 ちょうど一ヶ月前、スプロケとチェーンをクリーニングしたあとにプーリーもきれいにしたんです。そしたら、それまで鳴っていたキュルキュル、という音が消えました。キュルキュルという音はチェーン由来かと思っていたんですが、おそらくプーリー由来のことが多いようです。
 そのメンテの際、ネット情報でグリスよりもオイルがいいという記事が多かったので、チェーンオイルを塗布しておいたんですが…。

 その後、約300Kmほど走ったところで今回の異音です。今度はキュルル! キュルル! でした。やはりプーリーでしょうか。
 静かな自転車に慣れていると、ちょっとした異音でもかなり気になります。そもそも異音がするということは、どこかが軋んでいたり、オイルやグリスが不足しているわけですから、自転車の悲鳴であり、メンテナンスのサインです。本当なら、異音が鳴る前にメンテしたいところですけど。

 そんなわけで、今日はプーリーのメンテをしました。ただプーリーを外すのに汚れたチェーンで手が汚れるので、まずはチェーンをガラガラクリーニングし、きれいにしておきました。


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柄の長い六角レンチ。


 さてさ2つのプーリーを外します。タイヤの回転軸に近いのはガイドプーリー、遠いのはテンションプーリー。テンションプーリーのボルトは自転車の外側を向いていますが、ガイドプーリーは内側(タイヤ側)を向いていて六角レンチが使いにくいのです(後輪を外せばいいんですが、今回は付けたままの作業です)。
 そこで登場するのが柄の長い六角レンチ。これ、柄が長いのでタイヤ越しに使えるだけでなく、先端が丸みを帯びているため、ボルトに垂直に当たらなくても、そこそこ回せるスグレモノ。こういう作業の時重宝します。ただ、注意するのは力の入れすぎ。柄が長い分、てこの原理で力も加わりやすいので、締める際には力を入れすぎないようにします。


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