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Aperture 3の新しい現像・調整機能 [Photoshopと現像ソフト]

 Aperutre 3を開くと、インスペクタの「調整」の欄が妙に長く、そのぶん機能も増えているんだろうと思えます。で、比較してみました。Apertureの現像機能は、2のころからあまり使い込んでないため、確実な比較・検証というのはできませんが、とりあえず機能の有無を比較してみました。
 左がAperture 2、右がAperture 3の調整機能です。機能を全表示、全展開しています。

2010021702.jpg

 長々とご覧いただきありがとうございます。

 バージョンによって表記が違っている部分もありますが、ほぼ同じです。ただし、Aperture 2になくてAperture 3で追加された機能があり、それが「カーブ」と「色収差」ですね。
 その他、「RAW微調整」の「ノイズ除去」が、Aperture 2の「自動ノイズ除去」から、Aperture 3ではスライダータイプのものに変更になっていますが、別に「ノイズ除去」という独立した機能が双方にあるので、インターフェース上の仕様変更のようです。
 Aperture 3の調整欄が縦に長くなるのは、フォントやアイコンが以前より大きくデザインされているという理由もありそうです。このあたりが、少々おもちゃっぽいというか、初心者向けのデザイン変更というか。

 ついでに、新機能のクイックブラシのメニューも挙げておきます。

2010021701.jpg

 部分調整がしやすくなりそうです。特徴的な「ハロー」というのはヘルプによると、ハイエストライトのエッジに現れるブルー、あるいはパープルのフリンジを除去する機能のこと。キヤノンのDPPでは「色にじみ」と表記されている機能と同等でしょう。
 また、上図にはないですが調整時に「エッジを検出」するというオプションもあって、それなりに使いやすいかも。
 タブレットの筆圧にも対応とあるのですが、単に対応しているだけで、Photoshopのような細かな設定はできないようです。

 さらにブラシは、各調整機能から呼び出すことができます。ただし、機能によってはブラシが使えないものもあります。使えないのは変形を伴ったり、全体を画一処理しなければならないWBなどの一部。
 部分的に明るさや色を変えることもできますし、「シャドウ・ハイライト」や「色収差」を部分的に適用できるのはかなり便利かもしれません。マスクを利用する必要がないですからね。

2010021703.jpg
シャドウ・ハイライトでブラシが利用できます。

2010021704.jpg
色収差でもブラシ利用ができます。

 とりあえずこんなところで…。
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