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都庁の展望室から [カメラ・写真]

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 打合せが夕方まで及んだので、帰り途、都庁の展望台を経由しました。久しぶりにここから夜景でも撮ってみようかと。
 都庁は戸籍上の実家なのですが、未だに住所を覚えられません。調べてみたら東京都新宿区西新宿2-8-1でした。実家ゆえ、展望台に続々と入ってくる観光客に対して、人の家に入るときは挨拶くらいしましょうや、とか適当に思っています(笑)。

 都庁で普段夜景が見られるのは北展望台です。南展望室は通常は17:30まで。もっとも、オープンしていても今日は休室日でした。

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 都庁に行くと思うのは、日本人より、韓国人と中国人が多いこと。そしてちらほら欧米人。観光コースになっているんですね。
 今日聞こえてきたのは主に韓国語、そして中国語が少し。そんな点では大久保・百人町界隈と似ていますかね。

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 しかし、夜景を撮るのはいろいろと大変です。都庁展望台では三脚禁止なので、スローシャッターを切れません。昔は小型三脚はOKで、しっかり撮れたんですが。
 そういえば文京区のシビックセンターも、昨年だか一昨年だかに三脚禁止になって撮影が難しくなりました。

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 ただ、最近は高感度、手ブレ補正という強い味方が現れ、手持ちでも何とかブレを防いで撮れるようになっています。
 それなら、夜景撮影(窓越しの)ではどんなデジタルカメラが適切でしょうか? そのメリット、デメリットは?

・APS-C〜フルサイズの一眼レフ
 メリット: 高感度に強くノイズが少ない。精細感もある。
 デメリット:一般的に前玉が大きいので写り込みが起こりやすい。本気で撮る準備をしていかないと写り込みを防ぎにくい。

・コンパクトデジタルカメラ
 メリット:レンズが小さいので写り込みが起きても(衣服などで)防ぎやすい。窓に押しつけてブレを防ぎやすい。
 デメリット:開放F値が大きいのでISO感度を上げざるを得ず、その上、センサーが小さいのでノイズが(過渡に)出やすい。

・4/3(マイクロ含む)
 メリット:一眼レフとコンパクトのいいところがメリット。
 デメリット:一眼レフとコンパクトの悪いところがデメリット。

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 今回はマイクロフォーサーズ(E-P2/14-42mm)で撮影。夜景を撮ろうと思って持ってきたのではなく、たまたまです。掲載した画像のISO感度は800〜1600でそれなりにノイズが出ていますが、この大きさにリサイズしてしまえばノイズは気になりません。
 また撮影時、窓に反射した灯りが写り込んだんですが、着ていたこげ茶のジャケットを使って写り込みを隠してなんとか。それでも、絞りはf4前後、シャッタースピードは1/2〜1/5秒と激遅。身体やカメラをあちこちに押しつけてブレを防止しますが、ハズレも多いので、数うちゃあたる戦法でした。

 挙げたのは、RAWをMac OS X 10.6対応となったOLYMPUS Master 2.3で調整・現像(その間2回クラッシュ!)。
 同じ色調ではなく、それぞれWBを変えてみました。
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コメント 4

kiyo

Photocycleさん、
いいですね、都庁からの夜景。
それに、E-P2の画像もキレイです。

by kiyo (2009-12-16 20:10) 

photocycle

kiyoさん>
ありがとうございます。
撮影時もう少しプラス補正したかったんですが、手ブレするので、
後処理に任せましたが、その分ノイズが目立ってしまいました。
このサイズなら気になりませんが。
しかし、銀塩のときには考えられなかったです。手持ちでの夜景撮影。

by photocycle (2009-12-16 22:32) 

中原

夜景綺麗ですね。
都庁は10年くらい前に一度行ったきりですね。
戸籍上の実家というのも凄いですね。(^_^;
by 中原 (2009-12-18 07:33) 

photocycle

中原さん>
10年間とは景色も変わっていると思うので、
また、ぜひどうぞ我が家へ(笑)。
将来何十年か経っても残っているところ、と思って都庁にしました。

by photocycle (2009-12-18 13:57) 

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