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燕岳、今シーズン初の雪山登山(1/2) [山]

 前から行きたいと思っていた燕岳に登ってきました。
 山小屋の燕山荘の営業期間が11月25日までということで、それまでに行こうと思っていたのですが、スケジュールと天気の都合が合わず、結局11月の24日〜25日に。その間、山は雪山に変わりましたが、初日は曇り〜晴れ、翌日は雲ひとつない快晴と、天気に恵まれ眺望もばっちりでした。
 アクセスは、穂高駅から乗り合いバスで登山口のある中坊温泉へ。朝6時40分のバスに間に合わないので穂高に前乗り。都合二泊三日と、時間も費用もかかりますが、感動はプライスレス。

 まずは24日のこと。

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中坊温泉の登山口からは、ずっと急登続き。
冬仕様の装備が重い。

 

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朝は小雪舞う天気でしたが、次第に回復傾向です。

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合戦小屋。
登山口から山小屋までのルートの2/3くらいまで来ましたが、この時点でかなりへばっています。ここは北アルプス三大急登と呼ばれるそうですが、ホント、まじめにキツイ。

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合戦小屋までは樹林帯ですが、超えると見晴らしも良くなってきます。

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雲間から青空が見え始めました。

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かなりのスローペースですが、徐々に標高を稼いでいます。

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こんな斜度の登りもあります。

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写真を撮るのがいい休憩になります。

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振り返ると涌きまくる雲。右下のツブツブは登山者。

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まだ軽い樹氷。向こうの山には雪煙が上がっています。
こちらはほとんど風がなくてラッキーでした、

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燕山荘が見えています。
しかし、この山小屋。見えてからが遠く、歩いても歩いても着かないんじゃないかという、思わせぶりな山小屋でした。

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小屋に近づくに従い、突き出た岩が目立ってきます。

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巨岩。

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やっと燕山荘に到着。写真は小屋前から見たテン場と燕岳。


 夏場のコースタイムは4〜5時間くらいですが、今回の我々は7時間かかっています。遅すぎ。
 冬装備にカメラ機材で15kgはしんどかった。余力があれば燕岳往復もできる時間ですが、無理。山小屋まででほとんど体力の限界でした。

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燕山荘。今シーズンほぼ最終日とあって混雑していました。


 ひと眠りし、今日の疲れを取るためと明日に備えて夕食をたっぷり食べます。
 そして夜の撮影タイム。
 雲ひとつない夜空は感動もの。月が明るかったので星の見え方は今ひとつですが、そのぶん、月明かりに照らされた北アルプスの山々がきれいでした。

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夜のテン場と燕岳。

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燕岳と北アルプス。

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燕山荘とオリオン座。

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大糸線沿いの安曇野の街。

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月に照らされる北アルプス。幻想的でした。


 翌日に続く…。

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コメント 4

アレクリパパ

冬の山って、こんな感じなのですねぇ。
歩くのも怖そう。
テントで寝る人もいるんだ。
わぁ、星空が最高。
登った甲斐があるというものですね。
by アレクリパパ (2012-11-26 10:03) 

yoshida

アレクリパパさん>
アイゼンを履くので、滑らないですよ。テン泊する人はすごいですよね。自分には重量オーバーで無理です。
自分の山登りの目的のひとつが、夜の写真撮影なんです。晴れてホントにラッキーでした。
by yoshida (2012-11-26 15:12) 

けい

冬山に登られたんですね。いつの間にか、超本格的になって来てて凄いです。雪山の景色も格別ですね。星空と遠くの山々もとても素敵です。冬山は危険が伴いますので気をつけて下さいね。
by けい (2012-11-27 21:38) 

yoshida

けいさん>
雪山の景色に魅せられています。
まだまだ初心者なので安全第一。可能ならロープウェイにも乗る軟弱登山者です(笑)。
by yoshida (2012-11-28 14:09) 

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