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仕事が一段落したので… [日記]

 土曜、日曜と仕事をし続け、ひと区切り付いたのが月曜の朝。
 仕事をいったん寝かせ、その間自分も仮眠し、昼頃に確認、修正して納品。それもW納品でした。疲れた。50歳を過ぎての徹夜まがいの仕事は体だけでなく気分的にもしんどいです。

 今日の日中は曇りでした。晴れた先の土日が恨めしい。それでも少し外に出たいので、降水確率が高まる夕方前に井の頭公園まで自転車散歩をしてきました。


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曇りの冴えない天気なのでノスタルジックモノトーンで。
井の頭の池。
 
 
  
 
 
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機のすき間から見えたボート。

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池とマンション。

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お宿。


 公園でモールトンを押し歩いていたら、上品なおばさまに声をかけられました。
 トゥークリップを見て、それは何? 細いフレームを見て、軽いんでしょう?
 トゥークリップはつま先を挟むものです。そんなに軽くないですよ。
 などとやり取りして、最後にひとこと言われました。
 その自転車、あなたに似合っているわね。
 そんなことを言われたのは初めてです。もちろん半分お世辞でしょうけど。
 それでも、褒められたようで、なんだか気持ちよくなりました(笑)。


 そのモールトンは、フレームの細さが目立つせいか、軽い自転車に思われるのですが、そんなことはありません。TSR-9の分割タイプの販売時の重量は11.9kg。そこそこ重いです。パーツ交換をしていますが、似たようなものでしょう。サドルバッグとかライトを付けているので、むしろ重くなっているかもしれません。まあ、坂を登らないので多少重くても気にならないです(負け惜しみ)。
 そうえいば先日、モールトンを扱うショップを訪ねた折、SSTの非分割タイプを見ました。なんと、フレームの強度を確保するジグザグがなくなっていたのです(1カ所だけ残して)。強度に多少の目をつぶり、軽さを優先したようです。スッキリしてきれいでしたが、モールトンらしさが少し失われような気がしないでもなくもない…(笑)。
 
 
 
 
 
 次の納期までに間ができたので、仕事はとりあえずの一段落。
 今回は、100ページを超えるマル秘(?)ドキュメントの修正と、先週、急に頼まれた2件の撮影の写真の仕上げ。ドキュメントはパワポで作っているのですが、これが使いにくい。もともとパワポだけでなくWordも使いません。MSのソフトは難しいです。
 もうひとつの写真の方。被写体は2件とも男性なのですが、男性といえどキャッチライトが入っていた方が顔が明るく華やかに見えます。撮影時はキャッチライトが入るようにストロボの位置を調整します。しかし、顔の角度や笑って目を細めたりするとキャッチライトが弱くなることも多々。表情や仕草で選ぶとそういった写真が混ざったりしますが、そんなときは、キャッチライトを入れたり強めたりするなどの修整をします。そういう作業、苦にならないどころか、楽しいんですよね。仕事にするくらい。オールド写真ファンからは、そんな加工した画像は「写真じゃない」なんて言われそう、というか、昔は面と向かって言われましたが…。
 昔はずっとポジで撮っていたので、その気持ちはわからないではないです(ポジは撮ったものが作品そのものなので)。でも、たとえば銀塩モノクロの焼き込みや覆い焼きなんて加工そのものだし、ゴミ取りだってトリミングだって加工の一種でしょう? レタッチを批判する人は、自分の都合のいいようにその線引きをすることが多いです。
 ただ、レンズの前にないものを画像に表現するな、という批判は甘んじて受けます。たぶん、それがこれまでの日本人の考える「写真」のおそらく一般的かつ根本的な概念だと思うから。それでもやはり、時代とともに写真は呪縛を解かれ(?)もっと自由になっていくのでしょうね。
 写真とそれ以外のアートとの差がわかりにくくなっています。先のレンズ前にこだわる人は、ドキュメンタリーの立場の人が多いと思います。ただ、ドキュメンタリーだけが写真じゃないです。レタッチしまくりの広告も写真と呼ばれます。最近の流行で言えば、SNOWで仕上げたのは写真かどうか、判断が難しいですよね。自分の考える写真の定義は、カメラで撮ってあること、そして、写っているモノやコトを尊重しつつ、レタッチをしても不自然に見えないもの、というものです。曖昧ですけどね。

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