スライドストップの交換 [エアガン]
あまり皆さん興味ないでしょうけど(笑)、エアガンの話。このブログではあまり話題にしませんが、コツコツと練習をしています。エアガンというかエアガンを使った射撃競技(スピードシューティングと精密射撃)が面白いのです。自転車、登山に続く趣味となっています。何年か前は、自転車、登山、ラジコンヘリ、だったのですが、ラジコンヘリがエアガン競技に置き換わりました(ときどきラジコンヘリも触っています)。今のところの三大趣味ですね。
自分がエアガンを手にしたのが2019年の初夏で、スピードシューティングに少し興味を持ちだしたのがその年の暮れ。今年になってコロナで射場が休業したりしてあまり練習できませんでしたが、射場が開いているときはスピードシューティングの練習を週に一回か二回ほどしてきました。いっぽう精密射撃は、専用エアガンを手にしたのが今年の四月で、こちらは主に自宅でパチパチと練習をしています。
それで、そのスピードシューティングですが、射場に練習(ひとりでコソ練)に行くと二〜三時間で800発くらい打ち込みます。それが週に一回か二回。すると、当然エアガンのところどころにガタが来ます。
自分がスピードシューティングで使っているのはハイキャパD.O.Rというモデルですが、およそ一年使い続けたらパーツが三つ破損しました。一つ目の時はメーカーに純正パーツの在庫があって取り寄せて修理、二つ目はメーカー欠品のためアマゾンで安い代替品を探して修理、三つ目の時はやはりメーカー欠品で、どうしようかと先輩(射場のマスター)に相談したら、エアガンは消耗品なので今のはスペアとして新たに購入した方がいい、とアドバイスを受け、新たにD.O.Rを購入し、それを二代目として現在使用中です。
ところがその二代目が早くもパーツが破損。一代目からパーツを移植して事なきを得ていますが、パーツを揃えればまだまだ動く一代目を不憫に思い、復活させるべくパーツを取り寄せることにしました。しかしながら、メーカーに問い合わせたところ、相変わらず在庫がなく、アマゾンでなるべく安い代替品を探して注文しました。注文したのは、「スライドストップ」というパーツと「セーフティ」。どちらもハイキャパD.O.R用ではないのですが、同じシリーズ用(ハイキャパ 5.1)として売られているものです。
セーフティは、おそらく互換性があって問題ないはず(まだ届いていませんが、前にパーツ交換をしたことがあり、問題ないので大丈夫と思っています)ですが、スライドストップは、多少の不安があります。
そのそのスライドストップが本日届き、さっそく交換してみたのですが…。
やはりというかなんというか。ポン付けできるものの、機能しません。これではそのパーツの存在意義がない。やはり純正の専用品に勝るものはない、と改めて思いました。しかし、ただの飾りにしておくのは悔しいので、動かない原因を探り加工に挑戦しました。ほとんどしたことがない金属の加工です。
以前にたまたま百均で買ってあった鉄ヤスリを引っ張りだし、それで怪しそうな箇所を削り、仕上げに紙やすりで磨いて作業時間は3〜4時間。なんとか動くようになりました。おかげで、少しだけエアガンの構造に詳しくなりました。このパーツ代の1,700円は勉強代のようなものでしょうか(笑)。
さて、敢えてここまで文章だけを綴ってきましたが、興味のない人はすでに、どこかへ飛んで行っているでしょう(笑)。
ここからは、同じようなパーツ交換をするかもしれない人の参考となるかもしれない写真を挙げていきます。
スライドストップとは、弾を撃ちきったときにスライドを開いた(引いた)ままにするパーツです。写真がスライドが開いた状態です(ホールドオープンという)。
写真中央がスライドストップのレバー。レバーが上がってスライドの前進を止めています。
スライドを下げると、スライドが前進します。
エアガンに詳しくない人はわかりにくいですね。
上の写真との違いを見つけてください(笑)。
スライドストップのアップ写真。
左は正常ですが、右はスライドを止める部分が破損しています。
純正とサードパーティー製のパーツ比較。
手前は注文したハイキャパ5.1用のスライドストップ。
奥はD.O.R純正のスライドストップ。
5.1用はレバーが短いのが特徴です。
レバーが短いのが使いにくくて、長いものに交換する人もいるようです。実際、レバーが長い方が使いやすいのですが、今回は急遽、代替品として5.1用を注文しました。
注文した5.1用のスライドストップがD.O.Rで動作しなかったので、ヤスリで削りました。まず削ったのが「スライドストッププランジャー」が当たる部分。最初に動かしてみたところ、ここがぎこちなさそうだったので…。ただ、もしかするとこちらが原因ではなかったかもしれません。また、鉄ヤスリで削っただけではプランジャーが引っかかってスムーズに動かないので、仕上げに細かい紙やすりで表面を滑らかに仕上げる必要がありました。
次に削ったのがココ。
スライドをセットして、スライドストップを動かしてみると、窮屈さを感じました。この部分を鉄ヤスリで削っていくうちに次第にスライドストップの動きがスムーズになってきたので、動作不良の主原因はここかもしれません。鉄ヤスリがすき間に入りきらなかったので向かって左側が大きく削れていますが、観測すると実際にスライドを止める向かって右側部分のすき間を広げた方がいいように思いました(保証はしません。やるなら自己責任で)。何度か削っては動作確認をし、を繰り返したのですが、少し削りすぎたかもしれません(笑)。
数時間の作業ののち、なんとか動くようになりました。
スライドストップが短いとガバメントっぽく見えますね。
自分、あまり工作というものが得意ではなく、致し方なく始めたパーツ加工ですが、なんとか動作するようになったので、結果的には楽しい作業でした(動かなかったら、感想は真逆だったでしょう!)。
ただ、実際に動かしてみると、何回かに一回くらいの割合でスライドストップレバーが上がりきらず「半がかり」した状態になることがあります。その状態が繰り返されるとスライド側のパーツ(スライドレール)が削れそうな気がします。使っているうちにアタリが出てきてスムーズに動作するようになるかもしれませんが、精度を考えるとやはり純正品がいいです。早くメーカー欠品を解消してもらいたいところです。
自分がエアガンを手にしたのが2019年の初夏で、スピードシューティングに少し興味を持ちだしたのがその年の暮れ。今年になってコロナで射場が休業したりしてあまり練習できませんでしたが、射場が開いているときはスピードシューティングの練習を週に一回か二回ほどしてきました。いっぽう精密射撃は、専用エアガンを手にしたのが今年の四月で、こちらは主に自宅でパチパチと練習をしています。
それで、そのスピードシューティングですが、射場に練習(ひとりでコソ練)に行くと二〜三時間で800発くらい打ち込みます。それが週に一回か二回。すると、当然エアガンのところどころにガタが来ます。
自分がスピードシューティングで使っているのはハイキャパD.O.Rというモデルですが、およそ一年使い続けたらパーツが三つ破損しました。一つ目の時はメーカーに純正パーツの在庫があって取り寄せて修理、二つ目はメーカー欠品のためアマゾンで安い代替品を探して修理、三つ目の時はやはりメーカー欠品で、どうしようかと先輩(射場のマスター)に相談したら、エアガンは消耗品なので今のはスペアとして新たに購入した方がいい、とアドバイスを受け、新たにD.O.Rを購入し、それを二代目として現在使用中です。
ところがその二代目が早くもパーツが破損。一代目からパーツを移植して事なきを得ていますが、パーツを揃えればまだまだ動く一代目を不憫に思い、復活させるべくパーツを取り寄せることにしました。しかしながら、メーカーに問い合わせたところ、相変わらず在庫がなく、アマゾンでなるべく安い代替品を探して注文しました。注文したのは、「スライドストップ」というパーツと「セーフティ」。どちらもハイキャパD.O.R用ではないのですが、同じシリーズ用(ハイキャパ 5.1)として売られているものです。
セーフティは、おそらく互換性があって問題ないはず(まだ届いていませんが、前にパーツ交換をしたことがあり、問題ないので大丈夫と思っています)ですが、スライドストップは、多少の不安があります。
そのそのスライドストップが本日届き、さっそく交換してみたのですが…。
やはりというかなんというか。ポン付けできるものの、機能しません。これではそのパーツの存在意義がない。やはり純正の専用品に勝るものはない、と改めて思いました。しかし、ただの飾りにしておくのは悔しいので、動かない原因を探り加工に挑戦しました。ほとんどしたことがない金属の加工です。
以前にたまたま百均で買ってあった鉄ヤスリを引っ張りだし、それで怪しそうな箇所を削り、仕上げに紙やすりで磨いて作業時間は3〜4時間。なんとか動くようになりました。おかげで、少しだけエアガンの構造に詳しくなりました。このパーツ代の1,700円は勉強代のようなものでしょうか(笑)。
さて、敢えてここまで文章だけを綴ってきましたが、興味のない人はすでに、どこかへ飛んで行っているでしょう(笑)。
ここからは、同じようなパーツ交換をするかもしれない人の参考となるかもしれない写真を挙げていきます。
スライドストップとは、弾を撃ちきったときにスライドを開いた(引いた)ままにするパーツです。写真がスライドが開いた状態です(ホールドオープンという)。
写真中央がスライドストップのレバー。レバーが上がってスライドの前進を止めています。
スライドを下げると、スライドが前進します。
エアガンに詳しくない人はわかりにくいですね。
上の写真との違いを見つけてください(笑)。
スライドストップのアップ写真。
左は正常ですが、右はスライドを止める部分が破損しています。
純正とサードパーティー製のパーツ比較。
手前は注文したハイキャパ5.1用のスライドストップ。
奥はD.O.R純正のスライドストップ。
5.1用はレバーが短いのが特徴です。
レバーが短いのが使いにくくて、長いものに交換する人もいるようです。実際、レバーが長い方が使いやすいのですが、今回は急遽、代替品として5.1用を注文しました。
注文した5.1用のスライドストップがD.O.Rで動作しなかったので、ヤスリで削りました。まず削ったのが「スライドストッププランジャー」が当たる部分。最初に動かしてみたところ、ここがぎこちなさそうだったので…。ただ、もしかするとこちらが原因ではなかったかもしれません。また、鉄ヤスリで削っただけではプランジャーが引っかかってスムーズに動かないので、仕上げに細かい紙やすりで表面を滑らかに仕上げる必要がありました。
次に削ったのがココ。
スライドをセットして、スライドストップを動かしてみると、窮屈さを感じました。この部分を鉄ヤスリで削っていくうちに次第にスライドストップの動きがスムーズになってきたので、動作不良の主原因はここかもしれません。鉄ヤスリがすき間に入りきらなかったので向かって左側が大きく削れていますが、観測すると実際にスライドを止める向かって右側部分のすき間を広げた方がいいように思いました(保証はしません。やるなら自己責任で)。何度か削っては動作確認をし、を繰り返したのですが、少し削りすぎたかもしれません(笑)。
数時間の作業ののち、なんとか動くようになりました。
スライドストップが短いとガバメントっぽく見えますね。
自分、あまり工作というものが得意ではなく、致し方なく始めたパーツ加工ですが、なんとか動作するようになったので、結果的には楽しい作業でした(動かなかったら、感想は真逆だったでしょう!)。
ただ、実際に動かしてみると、何回かに一回くらいの割合でスライドストップレバーが上がりきらず「半がかり」した状態になることがあります。その状態が繰り返されるとスライド側のパーツ(スライドレール)が削れそうな気がします。使っているうちにアタリが出てきてスムーズに動作するようになるかもしれませんが、精度を考えるとやはり純正品がいいです。早くメーカー欠品を解消してもらいたいところです。
2020-11-29 05:49
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