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Lightroom Classicが遅くなった? [Photoshopと現像ソフト]

 ここ数ヶ月、どうもMac版Lightroom Classicの現像モジュールで動作が遅いのが気になっていました。特に部分補正が遅くなるようです。
 Macは二台あって、一つはMacPro(2012)にmatal対応のRADEON R9 270Xを載せています。もう一つは15インチのMacBook Pro(2015)です。そのどちらもパフォーマンスの低下が見られます。

 部分補正を20カ所(以上)くらい行っているなら、反応が遅くなるのもわかりますが、1カ所程度でも、スライダーが動きにくかったり、レインボーサークル(macの待機アイコン)が表示されたり。

 カタログが肥大化(登録写真件数は1万枚くらい)しているせいかと思っていましたが、新規にカタログを作り、数百枚程度を登録しただけでも、やはり操作や反応が遅くなります。

 原因は何だろう?
 2020年の10月と12月にアップデートがありましたが、たぶんその頃から遅くなっている気がします。アップデートの概要を見ると、そのひとつにパフォーマンス向上とあります。これが原因かも? そこでパフォーマンス向上にカンする環境設定を見直してみました。

 関連しそうなのはグラフィックプロセッサー周りかキャッシュあたり。ただ、数百枚を登録した新規のカタログでも動作が遅くなるので、キャッシュはあまり関係なさそうです。
 そこで、グラフィックプロセッサーの設定を変えてみました。


2021012401.jpg
デフォルト設定は「自動」になっています。





 「自動」をカスタムに変えて、画像処理にGPUを使うのをやめ、ディスプレイのみにしたら…。
 お! スムーズな動作のLLightroom Classicに戻りました。


2021012402.jpg
「グラフィックプロセッサーを使用」で、画像処理を外し、ディスプレイのみに変更。


 これまでは「自動」で特に不都合を感じたことはないのですが、バージョンアップで最新機器への対応が進んだのかもしれません。ウチのMacの場合、GPUが古いか、もしくはGPUのメモリ容量が少ないことが理由なのかも…。ともあれ、環境設定の変更でスムーズになったので結果オーライです。

 ここ最近、(Mac版)Lightroom Classicの現像モジュールが遅くなったなぁ、なんて感じている人は試してみる価値はありそうですよ。

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