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浅草でトイガン精密射撃(APSカップ) [エアガン]

 先月はスピードシューティングの大会があったのですが、今月は精密射撃の大会がありました。APSカップというものです。特定非営利活動法人(NPO法人)日本エアースポーツガン協会が主催するもので、スポーツくじ振興助成も受けており、先のスピードシューティングの大会よりも公的な匂い(笑)がする大会です。

 エアガン、トイガンというとそのモデルは武器ですから「物騒」とか「戦闘や戦争」をイメージすることも多く、それで忌避されることも多いと思います。数年前まで自分もそうでしたが、触ってみればそれなりに楽しく、ルールを守れば問題ないと今は考えています(変わり身が早い…)。ただ、それでも…、と思う人は多いと思います。しかしながら、そんなことを言ったら弓やアーチェリー、刀剣、ハンマー投げのハンマー、ナイフなども武器由来というか人に対して使えば武器(凶器)ですからね。それでも、競技の中でしか使われなかったり、生活上必要なツールであったりすると、武器的なイメージも薄れるのでしょう。一方で、銃は銃でしかない、というのが一般的なイメージだと思います。

 そんな中でAPSカップ用のスポーツガンは、エアピストルやエアライフルをモデルとした競技に特化した銃といえます。そうなってくると武器的な色合いが薄れ、競技用の道具として見られるようになります。とは言っても本格的な競技で使うエアピストルやエアライフルは所持するのに許可が必要で、特にエアピストルなんて日本国内で所持できる人数が五〇〇人と限られており、そのほとんどが高校くらいから競技を始めた人や、または警察や自衛隊に所属する人たちのようです(競技人口が少ないので世界大会でも勝てないわけです)。

 それはともかく、APSカップ用のトイガンは許可も要らず、大人がついていれば子どもでも撃つことができます(条例により例外はあるようです)。それでいて、かなりの命中精度(エアピストルにはかないませんが)があるので、本気で楽しむことができるのです。APSカップ用の銃がどれくらいの命中精度があるかというと、上手な人は片手で5m先の直径22mmの円に、あるいは両手で10m先の3×3cmにバシバシ当てることができます(自分もそこそこ当てることができます)。そして特徴的なのはAPSカップ用の銃は10mより先は極端に精度が落ちるということ。つまり本当にAPSカップという競技にしか使えない銃(トイガン)というわけです。

 そんなAPSカップの競技の練習を始めて約二年。競技に出始めてから一年未満ですが、十月八日に浅草で行われた東京本大会、楽しかったです。妙な緊張感とイメージ通りに打てた時のうれしいこと。射撃競技は自分との対峙であって、技術を磨いた上で自分のメンタルと身体の制御が重要となってきます。大人になってそんなことをする機会って多くないので新鮮な体験です。

 本大会以外に公式の競技会(記録会)というのも各地で行われていて、これまでそれに二回、そして三回目にして今回の本大会に出場しました。参加するたびに一応スコアを更新しているので、それもまた励みになっています。
 というわけで今回のスコア。

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合計147点でした(200点満点)


 練習してまた次回の記録会に参加したいと思います。
 がんばろー。


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大会が終わって浅草散策。

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浅草散策。

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人があまりに多くて、さっさと退散しました。


 APSカップという競技について知りたい方はこちらからどうぞ。
日本エアースポーツガン協会(JASG)

 YouTubeで検索すると、競技の解説や実際の大会の様子を動画で見ることもできます。

※早書きしたので少々支離滅裂かも…。

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