冬の硫黄岳2日目 [山]
硫黄岳登山2日目は、夜の中山展望台での撮影から始まります。
0時頃に起き、K妻に声をかけますが、気をつけて…(苦笑)。まあ、いいです。用意していたサブザックと三脚を担いで、また中山展望台に登ります。
シーンと静まりかえった森の中を歩くのもいいものです(夏はクマが恐いけど、冬なら安心?)。
中山展望台に着くと、月明かりがとても明るく、ヘッドライトなしでもあたりを十分に見渡せます。
この場所を独り占めなんて贅沢ですね。月が明るく、また明るい星が山の上には少ないのですが、早速撮影開始。
大同心と北斗七星。縦位置にしてやっと北斗七星が画角に収まりました。
今回の星の写真はすべてソフトンAを使っているので、景色も少しにじみ気味。
横岳。
20分開けてみました。
露出倍数を数えるのですが、寒いと頭も停滞して何度か数え直しました。
結局、ISO感度が下がった分、小さな星があまり写りませんでした。
月明かりでこれくらい明るい場合、小さな星まで写し込みたいなら比較明合成が適しています。
撮っている間に雲が流れてきましたが、それもいい感じ。
彩度を抑え気味にして。
赤岳。下に行者小屋が見えていますが、この写真ではわかりにくいかも。
阿弥陀岳。緑の光源はふもとの道路です。
1時間ほどねばったものの、寒さに撤退を余儀なくされました。
体はまだ温かいのですが、カメラを操作するのにインナーグローブだけになって冷え切ったカメラを触って凍えたり、また動かないとどうしても足先が冷えてきたりします。ガマンしきれずに、展望台を下りました。それでもそれなりに星景写真を撮ったので、まあ満足、かな。
下りる最中、森から横岳を見上げられる場所で。
3時30分頃に山小屋に戻ってきてすぐさま布団にもぐり込みます。
冷えた足先がなかなか暖まりません。あと1〜2枚布団が欲しかった。
うつらうつらしながら、6時に目が覚めました。ストーブにも火が入り、冷えた足先を暖めながら、準備をし、7時過ぎに硫黄岳山頂を目指して山小屋をあとにします。
もう太陽は出ていますが、山陰はまだ青一色。
この雰囲気は目で見るよりも写真に撮った方が印象が強いです。
2時間ほど登って赤岩の頭に到着。
この写真は目指す硫黄岳方面。
硫黄岳方面に少し歩いて赤岩の頭を振り返ります。
2年前に来たときは風が強く、すぐに体温を奪われたのですが、今日は風も弱くて好条件でした。
風は弱いというものの、しかしながら、山頂に近づくにつれ強まってきます。
防風対策は必須です。
写真は南八ヶ岳の稜線とシュカブラ。
目指す硫黄岳山頂。
K妻、画になりましたね(笑)。
しかし、この後の山頂直下はWストックは使いにくいというか、邪魔。
1本のみか、ピッケルのほうが登りやすいと思います。
強風であればやはりピッケルでしょうか。
そして山頂到着。
硫黄岳の爆裂火口。すさまじい。
石だらけの山頂と南八ヶ岳。
横岳へ続く稜線。
硫黄岳と向こうは南アルプスでしょうかね。
西へ目を向けると御嶽山、そして北アルプスが見渡せます。
北は、北八ヶ岳の山々。蓼科も見えます。
そして足下を見ると石にエビのシッポができていました。
なんだか目の飛び出たカエルに見えます(笑)。
眺めが良くて山頂で写真を撮りすぎました。
けっこう時間が経ってしまったので、急ぎ足で登山口まで下りました。
しかし、今回の山行は山に入っている間ずっと晴れで、天気に恵まれましたね。
こんなに晴れるのも、少ない自分の登山歴の中でも珍しいです。
そしてもっと絶景が見たくなります。
夏山もいいですが、それにしても冬山の美しさは格別ですね。
0時頃に起き、K妻に声をかけますが、気をつけて…(苦笑)。まあ、いいです。用意していたサブザックと三脚を担いで、また中山展望台に登ります。
シーンと静まりかえった森の中を歩くのもいいものです(夏はクマが恐いけど、冬なら安心?)。
中山展望台に着くと、月明かりがとても明るく、ヘッドライトなしでもあたりを十分に見渡せます。
この場所を独り占めなんて贅沢ですね。月が明るく、また明るい星が山の上には少ないのですが、早速撮影開始。
大同心と北斗七星。縦位置にしてやっと北斗七星が画角に収まりました。
今回の星の写真はすべてソフトンAを使っているので、景色も少しにじみ気味。
横岳。
20分開けてみました。
露出倍数を数えるのですが、寒いと頭も停滞して何度か数え直しました。
結局、ISO感度が下がった分、小さな星があまり写りませんでした。
月明かりでこれくらい明るい場合、小さな星まで写し込みたいなら比較明合成が適しています。
撮っている間に雲が流れてきましたが、それもいい感じ。
彩度を抑え気味にして。
赤岳。下に行者小屋が見えていますが、この写真ではわかりにくいかも。
阿弥陀岳。緑の光源はふもとの道路です。
1時間ほどねばったものの、寒さに撤退を余儀なくされました。
体はまだ温かいのですが、カメラを操作するのにインナーグローブだけになって冷え切ったカメラを触って凍えたり、また動かないとどうしても足先が冷えてきたりします。ガマンしきれずに、展望台を下りました。それでもそれなりに星景写真を撮ったので、まあ満足、かな。
下りる最中、森から横岳を見上げられる場所で。
3時30分頃に山小屋に戻ってきてすぐさま布団にもぐり込みます。
冷えた足先がなかなか暖まりません。あと1〜2枚布団が欲しかった。
うつらうつらしながら、6時に目が覚めました。ストーブにも火が入り、冷えた足先を暖めながら、準備をし、7時過ぎに硫黄岳山頂を目指して山小屋をあとにします。
もう太陽は出ていますが、山陰はまだ青一色。
この雰囲気は目で見るよりも写真に撮った方が印象が強いです。
2時間ほど登って赤岩の頭に到着。
この写真は目指す硫黄岳方面。
硫黄岳方面に少し歩いて赤岩の頭を振り返ります。
2年前に来たときは風が強く、すぐに体温を奪われたのですが、今日は風も弱くて好条件でした。
風は弱いというものの、しかしながら、山頂に近づくにつれ強まってきます。
防風対策は必須です。
写真は南八ヶ岳の稜線とシュカブラ。
目指す硫黄岳山頂。
K妻、画になりましたね(笑)。
しかし、この後の山頂直下はWストックは使いにくいというか、邪魔。
1本のみか、ピッケルのほうが登りやすいと思います。
強風であればやはりピッケルでしょうか。
そして山頂到着。
硫黄岳の爆裂火口。すさまじい。
石だらけの山頂と南八ヶ岳。
横岳へ続く稜線。
硫黄岳と向こうは南アルプスでしょうかね。
西へ目を向けると御嶽山、そして北アルプスが見渡せます。
北は、北八ヶ岳の山々。蓼科も見えます。
そして足下を見ると石にエビのシッポができていました。
なんだか目の飛び出たカエルに見えます(笑)。
眺めが良くて山頂で写真を撮りすぎました。
けっこう時間が経ってしまったので、急ぎ足で登山口まで下りました。
しかし、今回の山行は山に入っている間ずっと晴れで、天気に恵まれましたね。
こんなに晴れるのも、少ない自分の登山歴の中でも珍しいです。
そしてもっと絶景が見たくなります。
夏山もいいですが、それにしても冬山の美しさは格別ですね。
2014-01-14 23:59
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コメント(2)
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硫黄岳登山、お疲れ様でした。
夜の八ヶ岳もいいですね~。
冬山は、なかなか天候に恵まれないですが…少ない良い天気の時に登って、素晴らしい景観を見るとやみつきになってしまいますね。
私もまた、近いうちにどこかの山に行こうと思います。。。
by あのねのね (2014-01-19 17:50)
あのねのねさん>
コメントありがとうございます。
夜の八ヶ岳を撮るのが目的の半分のつもりだったんですが、
昼の八ヶ岳にも感動しました。
夜も昼も冬山は清冽ですね。
またすぐにどこかの山へ行きたくなってしまいます。
by yoshida (2014-01-19 19:53)