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Mac mini 2012 SSD換装 [パソコン]

 リビングに置いてあるMac mini(2012)。スペックが古い上に未だにHDDなので何をするにも遅い。といっても、用途はPrime Videoとかネット動画を見るのが大半なんですが。
 それでも、システムの起動、ブラウザの起動、動画サイトで検索する際の文字入力の遅さなど、けっこうイライラすることばかり。いずれHDDをSSDに交換したいと思ってはいたものの、本体の買取価格が一万円ほどに対し、SSD代として数千円の投資をして割に合うものなのか、とその効果に半信半疑でした。いえ、SSDにすれば少なからず速くなるのはわかっているんですが、Core i5という十年も前のCPUを積んだMacでどれほど効果があるものか、と訝しんでいたのです。

 そこに救世主のごとく現れたのがなんと、いつもK妻の机の上に置いてあったポータブルディスク。中身はSSDのこと。そしてもう使っていないというではありませんか。移植していいというので、さっそくMac mini 2012に付け替えることにしました。

 問題は今現在のHDDが上段に設置してあるか、下段に設置してあるか。上段だと分解・組み立てが大変そうなのでさっさと諦めます。しかし下段ならサッと交換できるらしい。web検索した情報に従ってディスクユーティリティで確認するとラッキーなことに下段でした。
 早速、webの情報を頼りに分解していきます。


2022081401.jpg
分解するのはあんがい簡単なんですよね。
HDDを取り外しました。


 あとはケーブルをSSDに差し替え、また固定用のボルトもSSDに付け替えて再セット。
 途中、Wi-FIアンテナのケーブルコネクタが勝手に外れたので、元に戻そうとコネクタに差し込ではみるのですが、まったく噛み合う様子がありません。押し込んでもすぐに外れます。いったいどうなってんの? 仕方ないのでコネクタを端子に乗せて黒いゴムカバーで隠しただけで元に戻しました。そんなこんなでやや戸惑いましたが、なんとかかんとか。

 完全に組み上げる前に動作確認。


2022081402.jpg
半裸のMac mini 2012にOSを再インストールしたらちゃんと起動しました。
ただしOSはMountain Lion(mac OS 10.8)。古…。
また、適当にコネクタを乗せただけのWi-Fiもきちんと動作していて、なんだか腑に落ちませんが動けばヨシということで。


 そして、Mountain LionからMac mini 2012がサポートされている最新OSのCatalina(10.15)まで一気にアップデートしようとしたら、できないんですね。一度、途中のバージョンのOSにすることが必要とのこと。そこで、なんとなく目についたSierra(10.12)に一旦アップデートし、さらに追加でCatalinaにアップデートしました。

 ちなみにアップデートの方法ですが、環境設定のソフトウェアアップデートを使うとエラーを起こしたので、OSのインストーラーをダウンロードしてからアップデートしています。

 なんだかんだと時間がかかり、昼頃に始めた作業がCatalinaのアップデートが完了したら夕方でした。やっぱり半日くらいはかかりますね。その間、チュウハイをちびちび飲っていたのは言うまでもありません。

 さて、SSDに換装されたMac mini 2012ですが、Core i5という古いスペックなのに、動作はキビキビ。まるで別物のように生まれ変わりました。HDDからSSDに換えるとこうも劇的に速くなるのかと、改めてびっくり。動画編集なんかをさせたらヘビーなんでしょうけど、webを閲覧・検索したり、動画を見たりするだけなら十分なパフォーマンスです。
 OSのサポートがCatalinaで止まってしまっていますが、用途がそんなものなので特に支障はないでしょう※。
 というわけで、もうしばらく働いてくださいな。


※ 実は支障がありました。Mac mini 2012のOSをまっさらの状態で再インストールすると購入時のOSに戻ります。それがMountain Lionなんですが、そのバージョンのブラウザ(safari)でネットを閲覧しようとしたらAppleのサイト以外、ほとんど見ることができませんでした。OSをSierraにアップデートしたら普通にブラウズできるようになりました。ブラウザのセキュリティのシステムが違っているのかもしれません。こういうことがあるんですね。備忘録として書き留めておきます。

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