スパイスカレー（豚肉とナス）

　近所のスーパーに寄ってみると、やっと玉ねぎが安くなっていました。中くらいの大きさの玉ねぎが六つで二百五十円ほど。大玉だと割高になるようですが、これくらいの値段なら普段使いに買えますね。玉ねぎの他、豚肉やナスなども買って帰ってカレー作り。



出来上がった豚肉とナスのカレー。
うまし。





買ってきた玉ねぎ。


刻んだ二個分の玉ねぎ。
いつもは大きな玉ねぎを一つ使いますが、それより多いので、出来上がりも多めでした。


ヨーグルトに一晩漬けた豚肉。


カレーにナスは欠かせません。
ナスがカレーを吸ってえも言われぬうまさになります。


スタータースパイスは、カルダモンとクローブ。
ベイリーフを切らしてましたが、ま、いいでしょう。


スタータースパイスに使ったクミンシード。


ヨシダの作るカレーの基本スパイスは、コリアンダーとパプリカと…


…クミンとウコンとチリペッパーの五種類。
面倒なのでどれも小さじ一杯ほどですが、味のベースとなるコリアンダーとクミンは多め、チリペッパーはK妻が辛いのが苦手なので小さじ半分ほどです。


追加で入れたのが、シナモンとオールスパイスとフェンネル。
爽やか系ですね。


生トマトの代わりのカットトマトの缶詰。
一缶使ったので酸味のある仕上がりになりました。


熱した油にスタータースパイスを入れて香りを引き出したら、玉ねぎを炒めます。
五分くらい経過したところ。


中火の弱火で三十分くらい炒めるとこんなになります。
焦がすと苦くなるので、炒める間はつきっきりです。
刻んだ玉ねぎの白いのがなくなるくらいまで炒めます。
玉ねぎを炒めたらスパイスを投入して軽く火を通します。このときスパイスの複雑な香りが立って楽しい。


豚肉、ピーマン、トマト缶、水を入れて煮込みます。
ウチでは塩を全く入れないので、代わりに三温糖を小さじ一杯ほど。
隠し味に和風だしも。


具材に火が通って水分が飛んできたらバスマティライスを煮ます。
水から煮て、沸騰してから五〜七分でザルにあげます。
煮すぎずにスナックのような食感を残すのがポイント。
その後、別のボールなどに移して蒸らします（蒸らさなくても気になりませんが）。


　バスマティライスが出来上がる頃、カレーもいい具合に水分が飛んでドロリとしてきました。よく一晩置いたカレーが味がこなれて美味いなんていいますが、スパイスカレーは出来立てが美味しいです。それに一晩おくと雑菌まみれになります。できたカレーはその日のうちに食べましょう。保存するなら冷凍して。


そして冒頭の写真に戻る。
美味しくて食べすぎてしまいますが、煮たコメにはあまり栄養がなくヘルシーなはず…？



春鶯囀の純米酒、あきざけ。


　昼に作ったカレーですが、夜まで残ったのでカレーをつまみに日本酒をいただきました。今日は山梨の春鶯囀。燗酒で有名な（美味しんぼによる）春鶯囀ですが、口開けは冷やした方が美味しかったです。十年ほど前に飲んだ春鶯囀の純米よりふんわり仕上がっているように感じました。


　二連続の三連休ですが、また天気が悪いですね。
　うろこ雲が浮かぶ秋の青空が見たい今日この頃。

コメント 2

少し前に読んだエッセイで香りを出しながら強火で一種類ずつ
スパイスを入れると美味しいと読みました。
私はまだその方法を試していませんが・・・＾＾；
by imarin (2022-09-28 14:54) 

imarinさん＞
自分が見たレシピでは、強火だと風味が飛ぶと書かれているのもありました。なので、スターター以外は少し火を弱めて入れるようにしていました。
スパイスの使い方は奥が深いですね。いろいろ試してみないと。

by yoshida (2022-09-28 21:22)