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七五三撮影 [カメラ・写真]

 昨日は知人に頼まれて、その娘さんの七五三の撮影でした。
 感想はというと「いやはや大変」。
 こうした撮影に不慣れというのもありますが、一般の人を撮るのは難しいです。

 七歳なのでむやみに動き回るということはないのですが、撮っていると飽きてきて顔が不機嫌気味になってきたり、そのうち疲れて嫌な顔になったり。また、初めは知らない人に撮られることで緊張していましたが、しばらくして慣れたきて顔がほぐれたものの、撮り続けるとやはり飽きてきて微妙な顔になったり。
 親御さんもいい写真を残したいとは考えているのだと思いますが(そうでなければ依頼しない)、ほんの二、三枚でベストショットが撮れるわけではないので、もう少し粘ってくれたらなぁ、と思うことも。でも、これがモデルなどではない一般の人の振る舞いなんでしょう。作品撮りをするのか記念写真を撮るのかの違いということでしょうかね。

 機材の設定も前半は失敗。
 ピーカンだったのでAEB設定にして1EVずらしで三枚を連写で撮っていたのですが、リズム的に自分には合いませんでした。また補助光としてクリップオンフラッシュも使いましたが、連写設定のAEBだと二枚目まではストロボチャージが追いつきますが、三枚目でチャージ待ち。そして三枚目のシャッターが切れると同時に連写設定なので四枚目のシャッターが切れてまたチャージ。そして次は五枚目と六枚目、というふうにストロボのチャージに合わせて二枚ずつ撮っていくというリズムになりました。すると、三枚ずつ撮るAEBの区切りがずれてきます。途中で訳がわからなくなってAEBは解除しました。慣れない撮影法はするもんじゃないですね。

 またレンズを過信しすぎました。人が多く背景をぼかしたいので開放から一段絞ったくらいで撮ったのですが、画像の周辺ってこんなに甘かったけ? という写真がたくさん。カメラはキヤノンの一眼レフでレンズはEFレンズ。Lレンズでもそんな感じだったので、もっとちゃんと事前にテストしておけばよかった。

 いろいろと反省点や改善点が浮かび上がった七五三撮影。セレクトと現像をしていますが、それでも数十ショットは渡せそうなので、胸を撫で下ろしています。

 しかしながら、わかってはいたものの、ミラーレスのボディ内手ぶれ補正は強力な武器ですね。一眼レフ+標準ズームでは手ぶれ補正がないので、ブレ写真も量産しました。特に移動しながら撮ったりするので、こういった撮影では手ぶれ補正はもはや必須かも。
 そして一眼レフではなし得ない像周辺部での測距。昔ながらの(?)AFロックで構図を作ることも多々ありましたが、カメラを構えながら構図を変えるのでピントがずれやすい。時にはこれを移動しながらやるので難易度はさらにアップ…。
 そろそろフルサイズのミラーレス機を導入するタイミングなのかもしれません。


2022112701.jpg
七五三撮影の舞台となったのは井草八幡宮でした。
思ったほど人はいませんでしたが、そこそこの人出でした。

2022112702.jpg
井草八幡宮、色のあるところが案外少ないかも。
これは中でも朱が目立った楼門。



 今回の撮影は勉強になりました。
 多少、コツがわかったので、もうちょっとやってみたい気もします。
 どなたか依頼があればお撮りしますよ(お勉強価格で)。
 とか言ってみる。

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