イエカラヒコーキ

　昨日は仕事で撮影でした。
　ギャラリーでの人物撮影だったんですが、光の読み方を間違えて少々失敗。ギャラリーの照明とストロボの照明を塩梅よく出したかったんですが、ギャラリーの光が優先してしまって妙な色かぶりになってしまいました。今日はその色補正に終始。
　いちおう、撮影時にカメラの背面液晶で確認はしているんですが、OMカメラの液晶表示は色も明るさ調子も補正が効きすぎて普通に見えてしまうんです。なのでOKと勘違いしてしまうんですよね。前に使っていたEOS 5D IVの液晶は色や明るさが、わりと素直に表示されるため、どのような状態かを概ね判断できたのですが、OMカメラはそれが難しい。OM用に頭をシフトしなければならないのですが、最近は依頼仕事で撮ることがなかったので、感が鈍りました。その分、あと処理に時間を食ってしまったというわけです。撮影時のライティングがバッチリ決まれば、後処理などは、ほとんどせずに済むんですが、正月ボケの気の緩みでしょうか。
　ともあれ、夕方くらいにその処理が終わり、クライアント確認でもOKが出たのでひと安心です。


　そして気がつくと飛行機のゴーッという音が。うちのマンションのほぼ直上が羽田着のルートになっています。中野あたりの上空を通るルートもあって、久しぶりにヒコーキを撮ってみました。



これはうちの直上を通る新宿ルート（勝手に命名）の飛行機。
直上なので近づくとヒコーキの腹しか撮れません。
でも片側に夕日があたってきれい。
420mm相当でトリミングなし。


こちらは中野ルート（勝手に命名）を通るヒコーキ。
シルエット気味で一部夕日の反射が輝いていい具合です。
これも420mm相当でトリミングなし。
けっこう近くを飛んでいます。

　
　

太陽が沈んだんですが、際がまた明るくなったのでなんだろうと撮ってみたら、雲でしたね。


かなり暗くなってからの新宿ルートのヒコーキ。
1/1000秒ですが、ISOは12800まで上がりました。
ここまでISOが上がるとマイクロフォーサーズではさすがにツライので、DxOで処理しています。


暗くなってヒコーキ撮影タイムも終了。
最後は富士山の上にかかる二本のヒコーキ雲。


　直上のヒコーキ写真はベランダの柵から身を乗り出して撮っていたんですが、こういう時に夢中になりすぎるときっと落ちるんだろうなと、変な予感がして体を引っ込めました。ちゃんとメタ認知が働いているのでまだ大丈夫、と思ったり（笑）。