SSブログ

グリーンハウスのSSD/HDケース [パソコン]

 仕事が落ち着いてきたのでパソコン周りの環境整備をしています。
 先日のMac mimi 2012のSSD換装もその一環でした。今度は、Mac Stduio導入で引退したMac Proで使っていた1TBのSSDの再利用。データの保管用にするには1TBは少ないので、ポータブル用として使うことにしました。

 SSDの仕様をおさらいしておくと…
・SAMUSUNG 840EVO
・書き込み速度:520MB/sec
・読み込み速度:540MB/sec
・インターフェース:SATA
・ちなみに購入価格は二〇一三年か二〇一四年時点で約九万円でした(高!)。

 …と、このようなスペックを活かせるハードディスクケースを探しました。
 SATA規格の場合、SATA3で6Gbps(MBに直すと単純には750MB/secですが、SATA 3の転送速度としては600MB/secと言われているようです)なので、840EVOは規格の上限に迫るくらい高速読み書きができます。このスピードを活かせるハードディスクケースを探しました。

 Amazonなんかで「ハードディスクケース」で探すとたくさん出てきます。色々出てきて戸惑いますが、先の転送速度(6Gbps)をカバーできるUSB規格で絞り込んでいきます。

 そのUSB規格ですが、改めて調べてみるとややこしいことになっています。簡単にまとめると…

・USB 2.0:480Mbps
・USB 3.0/USB 3.1 Gen1/USB 3.2 Gen 1:5Gbps
・USB 3.1Gen 2/USB 3.2 Gen 2:10Gbps
・USB 3.2 Gen 2×2:20Gbps
・USB 4:40Gbps

 USB規格ってこんなにあるんです。「/」で区切って併記してあるのは新旧の呼称の違い。右側ほど新しい呼称です。
 さて、840EVOの転送速度を享受できるのは、転送速度が6Gbps以上のUSB規格ということになります。ただ、20Gbpsの「USB 3.2 Gen 2×2」や40Gbpsの「USB 4」規格のものを用意しても、840EVOがそこまで速くないので宝の持ち腐れ。スペック的にちょうどいいのは10Gbpsの「USB 3.1Gen 2/USB 3.2 Gen 2」ですかね。

 他に条件にしたのが金属製のケースであること。金属製だと放熱性が高いような気がするので。それからMac Stduioで使うのでコネクタがUSB-Cタイプのケーブルが付属すること。これら計三つ。

 ですが、すべての条件をクリアする製品が案外ないんです。転送速度はクリアしてもケースがプラスチックのものが多いです。また、付属のケーブルがUSB-Cでないのも多数。導入したMac Studioのインターフェースの多くがUSB-C仕様なんですが、USB-Cはまだこれから普及する規格なのでしょうか。転送速度が十分なUSB-Cのケーブルって価格が高い(一千円くらいします)ので別売で買うのはちょっと…。

 そして見つけたのがグリーンハウスの製品でした。
 早速購入。

2022081800.jpg
色違いでシルバーがありますが、なぜかブラックが一番安かった。
あと金属ではないですがクリアタイプもありました。
どれを選んでも二千円以下です。
SSDやHDDの容量は2TBまで。


続きを読む


nice!(12)  コメント(0)