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OM-1実戦投入 [カメラ・写真]

 本日、OM-1を初めてクライアント仕事で使ってみました。
 今回は人物撮影ではなく某ロジスティックセンターで、荷物がセンター内で自動的に集められ梱包され出荷されるまでのリポート。人物撮影するにはテストが不十分だし、そもそもワイヤレスの機材を揃えていないので実戦投入にはまだ至りません。もちろんバックアップとしていつもの5D IVも持っていっています。


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 さて、使ってみての感想は、現場写真ならいけそうだということ。
 普段使っている5D IVよりノイズが多めに感じますが、手ぶれ補正がよく効くので低めのISO感度で撮れば問題なし(じゃっかん線が太い気がしますが…)。

 ただ自動仕分けの機械や自動梱包機械の動きを止めるためにISO感度を3200まで上げたのですが、ノイズや解像感や画質低下がきつかった。ISO1600もちょっと…というレベル。悪いのはカメラではなくて高画質で現像してくれないLightroom Classic(Camera Raw)です。
 
 純正ソフトやDxOを使えばノイズも目立たなくなって精細感も上がるのに、Lightroom Classicで現像するとテクスチャはザラザラ、輪郭にはノイズが発生して汚い写真に…。Lightroom Classicのパラメータを追い込み直しましたが、純正ソフトなどには及びませんでした。

 画質面では純正ソフトやDxOを使いたいのですが、RAW現像でいろいろ調整をして仕上げたいと思うと多機能で使いやすいLightroom Classicは必須なんです。また、Lightroom Classicは写真の整理機能・管理機能も秀でていて、その点でも他のソフトの追随を許しません(たぶん)。

 今回は仕方がないので、ISO3200で撮った写真についてはDxOでストレート現像してLightroom Classicで仕上げるという形を取りました。
 これでもなんとかなるのですが、DxOがDNGを作るため、オリジナルのORFとそのDNGと、RAWが2つになってしまうのが非経済的です。

 う〜む。やはりAdobeがきちんと対応してくれるのが一番。
 なんとしかしてくれないですかね。

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